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[名](スル)山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること。
 
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皆と過ごした研究所

父さんは笑って

僕を迎えてくれた

皆も僕と変わらない背丈になって

新しい子供も増えていた

父さんは博士だ

薄汚れた白衣が似合っていた

研究室は灰色だった

真ん中に大きな水槽が

泥にまみれて陣取っていた

父さんは何か生物の

研究をしているはずだった

父さんは楽しそうだ

薄明かりの中で泥だらけになって

僕たちには触らせてくれなかった

外の人たちがやって来た

その人たちは水槽に

父さんの大事な水槽に

スコップを突き刺した

泥がかき出されていく

父さんは縋りつき

やめてくれ

やめてくれ

そう叫び続けた

外の人は何かを見つけた

父さんから取り上げた

何重もの袋に詰め込んだ

おそろしい顔をしていた

その行為をを睨む父さんの顔

僕はそれをずっと見ていた

部屋の外からずっと

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大刀





そんなモノを持っていた

私の手には

錆びたカッターだけだった

つっ立っていた私に

あの人は言った

そんなモノの使い方も知らないのかい

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大部分は結晶化していた



裸足になれば



湖の上も歩けた



所々穴があるから



注意が必要



観光地であり



人も沢山いる



左手に進むと



高熱の間に出る



塩は干上がり



さらさらに



右は凹凸が激しく



アオが一層鮮やかだった



突き当たりでは



小さな穴があり



氷ができていた

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決して声にしては

ならないものなのです

それは絶対だからです

ダメなのです

絶対なのです

僕にはできないのです

押し殺せ

絶対だ

誰にも

聞かせてはならぬ

お前がなくなるまで

絶対に

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私は煙に成れるか

私は泥に成れるか

私は埃に成れるか

私は

私は

私は

私は

私は

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君たちはね

選ばれたんだ

特別なんだよ

あいつらとは違うんだ

気付いているかい

姿形も中も

全然違うということに

君たちは特別だ

君たちはあのネズミたちを

狩ることができる

あの汚らしいネズミをね

嬉しいかい

それはよかった

ならば行きなさい

おもいきり

遊んでおいで

ほら





さあ

次のネズミを

連れて参りましょうか

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幼馴染がバイトをしていた

会うのは久しぶりで

元気そうでなによりだった

ひとつアイスをおごってくれた

青に黄色のラインの入ったアイスだった

青いところはしゃりしゃりとしていて

わたあめのような珍しい食感だった

アイスの下に深緑色のものが

敷いてあるのに気付いた

小さな虫がついていた

これぐらいならべつにいいと

弾き飛ばしてまた口にした

視界の下で何かが動いた

深緑を覗くと

蜘蛛が這い出した

振り払うもまだいるようだった

大きなものとぬめりのあるものと

ぞわっとして床に叩き付けた

幼馴染が驚いた顔で私を見た

横を見ると

小さなバッタを大きなバッタが

食い始めるところだった

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ただ広く柱のない宮殿の群

奥にひとつの玉座があり

大きなまるい人が座っている

誰ひとり動かない

動いているのは

私とあの子だけだった

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どす赤いサクランボが

沢山生っていた

私たちは美味しそうなところだけ

隠れてもいだ

隅のほうに見つけた

桃色の小さなサクランボが

少しだけ生っていた

それはとても甘いと聞いていた

あの子は言った

おこられるからやめときな

私は食べた

一粒くらい大丈夫

それは甘く溶けるように消えた

それを伝えると

あの子は撫でてくれた

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車の中だった

カーラジオがぼそぼそと

呟いていた

外を覗くと

友人の人影が

車に乗りこもうとしていた

そこで自分も

車を車庫入れせねばと

気がついた

ギアを替え

動き始めた途端

目が覚めた

そこは自宅へ続く

小路だった

居眠りでもしていたか

そう思い

今度は前進した

少しして気付いた

これは自分の車ではない

私の車は赤だ

しかしガラス越しに見える

この車は白かった

違和感を持ちながら

自宅に着き

車をとめる

外に出るとすぐ

喧騒が聞こえた

僕の車がない



目が合った

彼とその親が駆け寄り叫ぶ

これ、僕の車だよ

小さな彼は叫んだ

しかし私からすれば

イワレのない話だった

母が出てくる

長い口論のあと

ひとまず帰ってもらった

私はずっと黙って見ていた

母は私を振り返り言った

その髭はいつまで伸ばすの

みっともない

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