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とても残念な成り損ない。
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皆と過ごした研究所
父さんは笑って
僕を迎えてくれた
皆も僕と変わらない背丈になって
新しい子供も増えていた
父さんは博士だ
薄汚れた白衣が似合っていた
研究室は灰色だった
真ん中に大きな水槽が
泥にまみれて陣取っていた
父さんは何か生物の
研究をしているはずだった
父さんは楽しそうだ
薄明かりの中で泥だらけになって
僕たちには触らせてくれなかった
外の人たちがやって来た
その人たちは水槽に
父さんの大事な水槽に
スコップを突き刺した
泥がかき出されていく
父さんは縋りつき
やめてくれ
やめてくれ
そう叫び続けた
外の人は何かを見つけた
父さんから取り上げた
何重もの袋に詰め込んだ
おそろしい顔をしていた
その行為をを睨む父さんの顔
僕はそれをずっと見ていた
部屋の外からずっと
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車の中だった
カーラジオがぼそぼそと
呟いていた
外を覗くと
友人の人影が
車に乗りこもうとしていた
そこで自分も
車を車庫入れせねばと
気がついた
ギアを替え
動き始めた途端
目が覚めた
そこは自宅へ続く
小路だった
居眠りでもしていたか
そう思い
今度は前進した
少しして気付いた
これは自分の車ではない
私の車は赤だ
しかしガラス越しに見える
この車は白かった
違和感を持ちながら
自宅に着き
車をとめる
外に出るとすぐ
喧騒が聞こえた
僕の車がない
と
目が合った
彼とその親が駆け寄り叫ぶ
これ、僕の車だよ
小さな彼は叫んだ
しかし私からすれば
イワレのない話だった
母が出てくる
長い口論のあと
ひとまず帰ってもらった
私はずっと黙って見ていた
母は私を振り返り言った
その髭はいつまで伸ばすの
みっともない
カーラジオがぼそぼそと
呟いていた
外を覗くと
友人の人影が
車に乗りこもうとしていた
そこで自分も
車を車庫入れせねばと
気がついた
ギアを替え
動き始めた途端
目が覚めた
そこは自宅へ続く
小路だった
居眠りでもしていたか
そう思い
今度は前進した
少しして気付いた
これは自分の車ではない
私の車は赤だ
しかしガラス越しに見える
この車は白かった
違和感を持ちながら
自宅に着き
車をとめる
外に出るとすぐ
喧騒が聞こえた
僕の車がない
と
目が合った
彼とその親が駆け寄り叫ぶ
これ、僕の車だよ
小さな彼は叫んだ
しかし私からすれば
イワレのない話だった
母が出てくる
長い口論のあと
ひとまず帰ってもらった
私はずっと黙って見ていた
母は私を振り返り言った
その髭はいつまで伸ばすの
みっともない
